最近は「iDeCo」や「つみたてNISA」といった資産形成にぴったりな税金優遇制度があり、老後の生活資金のために始める人がすこしづつ増えてきています。
過去に「iDeCo」という名前を聞いたことはあったんですが、当時はまったく興味がなく『絶対手を出したらダメなやつ』としか思ってませんでした。
なんか騙されてるような気がするんだよなぁ~。
こんな感じで、いざ投資をしようと思っても最初の一歩を踏み出せずにいる人は意外と多いのではないでしょうか。
投資を始められない理由として以下のようなことが挙げられます。
確かに投資って言われてもちょっと抵抗があるんだよなぁ~
今回ご紹介する本は、そんな『これから投資を始めたいと思っている人』にピッタリの一冊です。
とってもシンプルでわかりやすく書かれていて、
投資をしないともったいない!
と思わせてくれる内容になっています。
投資に対して『胡散臭いなぁ』と思っていたぼくも、今では実際にこの本で紹介されている商品を自分の将来のためにコツコツと積立投資しています!
20年後には報われているといいよね!
『ジェイソン流 お金の増やし方』、これから投資を始めたい人におすすめの一冊です
これから投資を始めたいんだけど何をどうしていけばいいのかわからない、そんな人におすすめの本がコレ!
『ジェイソン流 お金の増やし方』
著者はあの厚切りジェイソンさんで、自らが実践している投資方法をとてもシンプルに分かりやすく解説してくれている本です。
この本を読めば投資に対する壁がなくなり、一歩前に踏み出すための勇気がもらえるのではないでしょうか。
たった3つの手順で資産を増やす。ジェイソン流の投資法はとってもシンプル!
資産を増やすなんて、なんだかとても難しいことをしているようなイメージがありませんか。
でも全然そんなことはないんです。ジェイソンさんの投資法はとってもシンプル!
たった3つのことをするだけでいいんです。
そう言われるとなんか自分にもできそうな気がするなぁ。
それぞれ見ていきましょう。
最初の一歩は支出を減らすこと
ジェイソンさん曰く、 投資を始めるにあたってまず大切なのが『支出を減らすこと』なんだそう。
なぜなら資産を形成する上で大切なことは投資額を増やすことだからです。
そしてこの投資額を増やすために最初にすべきことが『支出を見直すこと』なんです。
それだったら頑張って働いて収入を増やしたほうが良くない?
いえいえ、新たに収入を増やすために努力するよりも支出を減らすほうが、はるかに簡単で効果的なんです。
特に金額の大きい固定費を見直すと支出を抑えやすく、効果的ですよ!
ぼくも過去にいろいろと固定費を見直しました。参考までに、ぼくが実際に見直した固定費を紹介しておきます。
こうやって支出を見直すと意外とまとまった額を節約できるんだね!
たしかにこれだけの額を稼ごうと思っても難しいよなぁ…
まずは何にいくら使っているのか、家計を可視化することから始めてみましょう。
そうすると無駄なこと、必要のないものが見えてきて『支出を見直すこと』に繋がりますよ。
とはいえ、いちいち家計簿をつけるのって大変ですよね。
そんな人には家計簿アプリを使うことをおすすめします。
ちなみにぼくは『マネーフォワードME』というアプリを使っていますが、家計の管理がめちゃくちゃ楽になりましたよ!
家計を管理して支出を見直すことができてこそ、投資に回せるお金が増えていくのです。
ちなみにジェイソンさんは最後にいつお金を使ったか記憶にないぐらい、お金を使わないらしいよ。
いくら将来のために投資をしようと思っても、元手がなければ始まりませんからね。
残りのお金をインデックスファンドに『長期・分散・積立』投資をするだけ
支出を見直して投資に回せる余裕ができたら、つぎにそのお金をインデックスファンドに投資しましょう。
ジェイソンさんの投資法はいたってシンプル。米国株のインデックスファンド、つまり投資信託に定期的にコツコツとお金を入れていくだけなんです。
へぇ~、なんだか簡単そうだなぁ。でも、そもそもインデックスファンドってなに?
インデックスファンドを1本保有するだけで幅広い銘柄に分散投資ができるよ。
運用コストも低くて長期投資にぴったりだよ!
あとはこのインデックスファンドに『長期・分散・積立』投資をするだけで、簡単に資産を増やすことができます。
とはいっても投資はリスクだらけで怖いよぉ~
そのリスクに備えるために必要なのが、『資産の分散』と『時間の分散』なんです。
資産の分散とは
投資の世界には「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な言葉があります。
へぇ~、そんな言葉があるんだね。
卵は一つのカゴに盛るな
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。
引用元:野村証券 証券用語解説集
この格言のように特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資してリスクを分散させることが大事なんです。
それは分かったけど、実際に何をどう選べばいいんだよぉ~。
だいじょうぶですよ! インデックスファンドの場合、そんなことで悩む必要もないんです。
そもそもが『複数の株に分散されている詰め合わせ商品みたいなもの』なので、インデックスファンドに投資をしている時点で資産の分散が自然にできてしまっているのです。
個別株で読めないリスクに賭けるよりも、初めからインデックスファンドを選んでおけばリスクも圧倒的に少ないですよ。
時間の分散とは
仮に投資に使えるまとまったお金があったとしても、いきなり全額投資するのはやめましょう。
なぜなら投資信託の運用成績は毎日変わるので、全額購入したとたんに株価が下がってしまうことも当然起こりえるからです。
いつものパターンやん・・・
でも、そのまとまったお金を何ヵ月間かに分けて購入したらどうでしょう。
最初の月に購入した金額が翌月に半値になったとしても、一気に全額購入した時よりも損失は少なくて済みます。
しかもまだ手元に資金が残っているため、次月以降も同じ投資商品を安く購入できる可能性があります。
これを『ドルコスト平均法』といって、簡単にいうと一定額を決めて定期的に投資していく方法のことなんです。
積立投資の場合は特に継続し続けられるかどうかが重要になるので、『ドルコスト平均法』は淡々と投資を続ける方法としての最適解なのではないでしょうか。
どうせまとまったお金なんかないしね。時間を味方につけて、淡々と投資するぞ!
投資を始めたらやめない、売らない、ひたすら待つ
そうやっていざ投資を始めたら、絶対にやめずにひたすら待ちましょう。
ちなみにジェイソンさんは『絶対に売らない』そうです。一番の資産を増やす方法は『とにかく売らないこと』、これに尽きるんです。
なぜなら、インデックスファンドは金の卵を産むガチョウと同じだからです。
長期間保有し続けてさえいれば、お金をコツコツと生み出してくれて最終的には自分自身の資産を増やしてくれるんです。
なんて可愛いガチョウなんだ!
でも、売ってしまったらそのガチョウはいなくなってしまいます。そうすると金の卵が手に入らなくなってしまうのは当然のことですよね。
最近、株価が下がりすぎて怖くなって売っちゃったよぉ~。ぼくのガチョウが…
こんなことにならないように、半年~1年間ぐらいの生活防衛資金をしっかりと残しておきましょう。
そうすれば急な株価の下落でも慌てて売ってしまうようなことがなくなるよ!
ちなみにジェイソンさんは3か月暮らせるだけの現金を残して、生活費を除いた収入はすべて投資に回しているそうですよ。
あとはしっかりと投資を継続して、ひたすら待ちましょう。20年後を夢みて…
ジェイソンさんおススメの投資商品は「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」
著者の厚切りジェイソンさんは米国株に投資することをおすすめしています。
実際にはアメリカのバンガード社が提供している「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」(通称:VTI)という商品、それだけに投資しているそうです。
でもVTIは上場投資信託といって、初心者向けの商品ではないんだ。
「iDeCo」や「つみたてNISA」でも買えないしなぁ・・・
そこでジェイソンさんは初心者が取り組みやすい銘柄として、全く同じ内容の『楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)』という投資信託をおすすめしています。
この商品は税金が優遇される「iDeCo」や「つみたてNISA」で購入できる商品なので、老後の資産形成にぴったりですよ!
ちなみにぼくも実際にこの商品を淡々と積立投資していますよ!
まとめ
今回は、これから投資を始めたい人におすすめの一冊として『ジェイソン流 お金の増やし方』を紹介しました。
今日が一番長く投資をできる日です。あとは口座を開いて投資をスタートするだけです。
さあ、みなさんもさっそく行動に移してみましょう!
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