「うわっ、なんか虫が飛んでる~」
と、少し離れたところで娘たちからの叫び声が聞こえた。
その叫びは当然、父に対する「何とかしてくれ!」というサイン。
そんなぼくはというとテレビに夢中だったので、
「だいじょうぶやってー」と素っ気ない返事を返し、知らんぷりを決め込む。
「・・・」
しばらく沈黙が続き上手くやり過ごせたと思ったその矢先に、また娘たちが叫んできた。
こうなるとさすがに知らんぷりもできなくなり、「チッ」と舌打ちしながら重い腰をあげて娘たちのもとへ向かった。
「どれどれ~」と近寄ってみると、確かに飛んでいるではないか。
ちっちゃいのがプンプンと!
はい、コバエですね。
すばしっこい奴だったが、なんとか撃退に成功。
よしっ、これで枕を高くして眠れるぞ!
と思ったのもつかの間、また叫び声が聞こえてきた。
コバエのすみかは観葉植物
その後もわが家でのコバエの目撃情報は後を絶たなかった。
はは~ん、これはどこかに奴らのアジトがあるに違いない。
そう睨んだぼくは、さっそく家中を隈なく探し回った。
そして数時間後、ついに奴らのアジトを突き止めた!
ウソつけ、コラッ!ほんまはすぐ分かったんやろーー
ちょっと話を盛ってしまいましたが、奴らのアジトはココでした。
ずばり、観葉植物の土のところ。
奴らは湿った土が大好きだそうで、ここで卵を産み大量発生していた模様。
アジトが分かったところで、ぼくのコバエ一掃作戦が始まった。
コバエの撃退方法は
一掃作戦といっても何の知識もないド素人。
それはもう、奴らを見つけ出してはひたすら指で潰すという人海戦術。
指を何本も動員しましたよ!
ただ、
「よっしゃー、撲滅したぁ~~」
と思っても、不思議なことにまた湧いてくるんですよねー、奴ら。
しばらくはイタチごっこの繰り返しでしたね。
そこでこんどは秘密兵器を投入。
デデーン!
その名も「コバエがホイホイ」
この秘密兵器さえあれば楽勝だろ。
ええ、そう思いましたよ。
でもね…
結果は惨敗。単純にコバエの種類が違ったんですね。
数々の失敗により一掃作戦は振り出しに戻らざるを得なかった。
そして原点に戻ったとき、
改めて奴らは「湿った土が大好き」だったことを思い出した。
だったら、
土を乾燥させればいいじゃないか!
あとは簡単でした。
奴らの住み着いた鉢をすべてベランダに出し、直射日光にさらしてやったんです。
完全に「火あぶりの刑」ですね。笑
1週間ほど鉢をベランダに放置してたら、土はカラッカラの状態でしたね。
もはやコバエの姿はどこにもありませんでした。。。
結論。土の表面には化粧石がおすすめ
いや~、コバエとの闘いでいろいろと学びましたよー。
とにかく土をさらけ出しておくのは超危険!
気づいたら奴らが住み着いてるからね…
コバエ対策としては、土の表面を何かで覆い隠すことが鉄則です。そう、マルチングってやつです。
で、いちばん効果的だったのが化粧石。
とくに小粒がおすすめですね。
びっしり敷き詰めればコバエの入り込む隙は全くありませんから!
コバエどもが全くいなくなったよね。
逆にこれなんかは全く効果がなかったですね。
ココヤシファイバー的なやつ。
これを敷き詰めることで湿度が保たれてしまうのか、コバエの大量発生を許す結果に。
コバエの楽園みたいになってたやん…
あと、バークチップも敷き詰めましたが、コバエをシャットアウトするまでには至りませんでした。
ココヤシファイバーよりはマシだったかな。
まあ、とにかくコバエとの戦いに勝利し、平穏無事な生活に戻ることができましたよ!
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